自画像サンプル

自画像、参考になるところがあれば^_^

描きはじめ

自分の左側に光源があるように描くと進めやすいです。
目鼻口の細かい形にとらわれず顔の凹凸に合わせて出来る明暗を追いかけます。


ポイントは目と目を繋ぐ線、鼻、口の真ん中をつなぐ正中線が真っ直ぐになるように気を付けます。
ざっくりとしたタッチで

10分

明暗を追いかけながら、まゆ、目、鼻、口、あごの位置を大体つかんでおきます。

20分

この辺りで一度全体のバランスを見て人の顔として違和感がないか確認します。
全然似てなくてOK

30分

ここから一段階細かい描写に移ります。
もうここから形を大きく変更することはありません。
力を抜いて、尖った筆先で少しずつディテールを追います。
ゆっくり焦らず


目は、アーモンド型の模様が顔の表面にあるわけではなく丸い眼球が中に埋まってるので凹凸があります。さらに目玉にまぶたがかかってるのでその影を描いてやるようにするとそれらしくなります。
鼻の頭のでっぱり、唇にできる明暗、あごのラインもきっちり描きます。

あと服も、おまけのような感じですが紙の端まできちんと描いておきます。肩は手が乗せられる厚みがあるのでそれを意識して

60分

ゆったりとした静かな気持ちですこーしずつ進めます。

鉛筆で描くのはもちろんなんですが同じくらいねり消しを使ってください。
ねり消しを使うのがうまくなると調子の幅がぐっと増えて豊かな表現になります。
とにかくねり消し


だいたいバランスがとれて全体が描けたら余白の汚れをきれいに消して、形のエッジも綺麗に出るように要らない線は消します。

いったん全体を見て、鼻の横の影が足りず目が離れて見えたので、影を足してやりました。
90分


これで完成。


とにかく目鼻のディテールにとらわれず、ただの凸凹として描いてください。
それよりも顔全体の凸凹が作る明暗をしっかり追いかけましょう。
顔を手でなぞって形を把握するのも良いです。
静物でもなんでも同じですがまず全体の明暗をとらえて、そのバランスを保ちながらすこーしずつディテールを描写していきます。

焦らず描けばうまくいきますよー🌟


金森絵画教室 kanamori art school

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